【今日の気づきメモ】山姥や鬼の多様性

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木ノ下歌舞伎の木ノ下裕一さんと女優の小柴風花さんによる「おしゃべりな古典教室」(NHKラジオ第2放送:木・金9:30〜) というラジオ番組 が好きでわりと毎週聴いています。 昨日と今日は、山姥(やまんば)がテーマでした。山姥は、ユング心理学などでも西欧の童話に出てくる母性のプラス面とマイナス面を象徴する”グレートマザー”という元型とよく比較されます。ラジオ番組では、世阿弥作の能の『山姥』という演目が紹介され、一宿を提供したり舞を舞ったり自然と共生するやさしい側面や、猛スピードで野山を駆けまわるちょっと怖いイメージなど多様な姿があることにも触れられていました。最近話題の『鬼滅の刃』に出てくる鬼のイメージもさまざまです。鬼も、山姥も、そのほかの妖怪たちも、歴史やいろいろな物語をたどってみると、決して昔からみんなが知っているような1つのイメージではなく、それぞれ背景や存在理由がある多様な存在の象徴なのではないでしょうか。-2021年2月19日(金)