【子どもコンテンツ心理学-2】新スポーツから生まれる遊び

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 2月20日北京オリンピックが終わり3月4日からパラリンピックが始まりました。北京五輪では、特に日本人が活躍したスポーツの中でもハーフパイプやカーリング、昨年の東京五輪では、スケートボード、パラではボッチャなど、新しいスポーツが話題になりました。

 つい最近、近くの団体内の広場で、スケートボードに腹ばいになり「よーいスタート!」と滑る男子小学生を見かけました。(冬季のそり、スケルトンごっこと思われます。)オリンピックに限らず、テニスの大坂なおみ選手の全米優勝の時のように、日本人の快挙や新しいスポーツでの活躍などのあとは、それらの教室への問い合わせが増加するようです。ただ、具体的に習い事をはじめなくても、子どもたちはそれらのエッセンスを遊びの中に取り入れようとします。

 子どもの年齢によっても遊び方は異なると思いますが、①模倣:(フィギュアの回転など)恰好だけまねする(低年齢)⇒②見立て:ツールづくり(カーリングならほうきや床掃除ワイパー、アイスホッケーならデッキブラシなど)、場づくり(広場、教室など)⇒③ルール作り:公式ルールがむずかしい場合は自分たちなりのルールを作って遊ぶ⇒④客観化:自分のチームと敵チームをコマで並べる(コマを作ったりおはじきのようなもので代替したり)⇒⑤システム化:今後はプログラミングによるゲーム作りなど、といったような進化の形が考えられるのではないでしょうか。

 今は、それらを大人が先回りして考えて、ボードゲームやデジタルゲーム化してしまい、出来上がったものを提供されることがほとんどですが、できれば、子どもたち自身が遊びを考え、自身で高度化していくためのプラットフォームとして、材料や空間、基本となるアプリなどだけを用意しておくのもおもしろいかもしれません。